東南アジアツアー後記

TAIKUH JIKANG東南アジアツアー終わって1週間が経ちました

熱帯の国インドネシア/バリ島とマレーシア/クアラルンプルの二カ国を股にかけたツアー、帰ってみれば東京が一番暑い…

両国ともに想像を超えた大反響で、次回のツアーを期待されています。日本からも多くのファンが見に来てくれました。皆様ありがとうございます。

現地で得た感覚が余りにも多くてまだ整理されていませんが、メンバー一同素晴らしい経験をさせていただいた事は間違いありません。

極東の島/日本で【南方のお祭り】をコンセプトに立ち上げられたTAIKUHJIKANG。その祭りが生み出された南方の地で、僕達の音楽はいったいどんな風に受け取られるのか、大変興味がありました。

ブド郊外の森にあるTOPENG MUSIUM※1にて演奏されたバリでは、その音は人を通り抜けて森に溶けていきました。10年前に延べ2年弱滞在していたバリ、そこで毎日のように浴びていたスペシャルな音楽群。ガムランや唄、鳥や蛙の声、ヤシのそよめきまでが何か意味を持って鳴っている「音楽の国」で演奏する事は、東京での日常とは全く異なったステージとなりました。

taikuh jikang cudamani

僕の第二の故郷・ポンゴセカン村から参加してくれたDEWA RAI,GUSTI KOMIN,GUSTI,KETUT,DEWA SAKURA(FROM WBC※2)は僕の留学時代の先生で、その頃から「お前がバリで作品作る時は、手伝うからいつでもいってくれや」と約束していた人達でした。彼らから学んだガムランの美学、それを日本に持ち帰って磨いた物を全く違うカタチで送り返した時に、彼らがまたそれを楽しんで感じてくれた事は、僕にとっては大変意味深いものでした。

TAIKUH JIKANG CUDAMANI

民族国家マレーシアの大都市KLでは、TAIKUH JIKANGのメンバーに現地で合流した素晴らしいマレーの伝統芸能者/KAMRUL HUSSIN氏※3を加えたスペシャルセット。異文化の音楽を持ち寄って融合したパフォーマンスの奇跡を驚かれました。

taikuh jikang kamrul

それぞれの国、それぞれの土地、それぞれの人によって僕達の音楽と祭りはカタチを変え、意味を変え受け入れられています。

どうしても大事な物を伝えようとした時に、それはとても抽象的になってしまうかもしれない。その意味を汲み取るのは、そこに住む人、そこにある土地。

マレーシアではテレビ、新聞、雑誌、WEB等多くのメディアからインタビューを受け、ある質問に対して僕は知らずにこのように答えていました。

TJ KAMRUL

いつも見ているのに見えていないもの、それを知った時に僕らの世界は変わるらしい。TAIKUH JIKANGがそっと開ける不思議の扉の先をこれからも楽しみにしていて下さい。

 

最後に今回ツアーに協力して下さった皆様

バリ:U、キョウコさん、ナミヘー、KADEK SUWARDANA,岡部さん、コテッちゃん、KADEK DEWI,撮影を手伝いしてくれた方達、TOPENG MUSIUMの皆様、MADESANA&その息子、

マレーシア:アキさん、谷地田さん、JFのスタッフの皆様、KLPAC LOT10の皆様

ミュージシャン:DEWA RAI,GUSTI KOMIN,GUSTI,KETUT,DEWA SAKURA(FROM WBC),ワカ(a.k.aガムラン王子)、kamrul hussin(from malaya)

TJ:濱元智行、GO ARAI,徳久ウィリアム、さとうじゅんこ、AYA、山岸テンペ、ニーナ真大

ありがとうございました

:川村亘平斎

kohe kawamura kamrl

※1博物館の名物館長の似顔絵影絵

TAIKUH JIKANG TOPENG MUSIUM

※2 WAYANG BEBEL CUDAMANIの略。野球やボクシングとは関係ない。

 ※3彼はWBCのメンバーの知り合いだった。世界は狭い…
taikuh jikang shadow

kamrul HUSSIN TAIKUH JIKANG

彼はマレー伝統影絵の使い手でもある 。TAIKUH JIKANGのレパートリーの中で影絵人形を披露

 

 

 

KAMRUL氏の似顔絵影絵